団体概要・組織

団体の理念・ビジョン・方針

ダイバーシティサッカー協会は、ホームレスの人や若年無業者、うつ病、LGBT、ひきこもり、依存症など何らかの社会的な困難を抱えた人々のために、サッカーをはじめとするスポーツや身体活動、芸術活動など、「好きなことを思い切り楽しむ」機会と「自分らしくいられる居場所」を創出し、それらをつなぎ、それによって「すべての人を包み込む社会」を実現していくことを目指します。

主な活動内容

ダイバーシティサッカー協会は、

  1. スポーツや文化・芸術活動を通じた居場所づくり応援
  2. ダイバーシティカップなどの国内大会
  3. ホームレス・ワールドカップなどの海外大会への選手派遣
  4. 調査・研究

の4つの事業を柱に、各種のプログラムやイベントの実施、報告書の発行などを行っています。

活動内容詳細

団体概要

特定非営利活動法人ダイバーシティサッカー協会
(大阪事務所)〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場三丁目11番27号
(東京事務所)〒162-0811 東京都新宿区水道町4番28号 JC江戸川橋ビル2階 ビッグイシュー基金内

組織

代表理事

鈴木 直文
スポーツを通じて社会的包摂を目指す研究を、英国のグラスゴー留学時代にスタート。セルティックで活躍する中村俊輔選手を追っかけながら、ラクロスでスコットランド代表として世界大会出場。サッカーもラクロスも大好き。2012年から野武士ジャパンを応援。スポーツを「遊び」に戻すことで「仲間外れ」を生まない社会を作りたい。一橋大学教授(スポーツ社会学)。

理事

岡部 茜
生活の困難さを経験している若者が生きやすくなる仕組みづくりについて研究している。今注目しているのは若者の住まいについて。「支援」という枠組みを問い直したいと考え、そのヒントを探しにダイバーシティサッカー協会の取り組みに参加する。楽しく生きたい。
川上 翔
関西大学在学中から、ホームレスサッカーチーム「野武士ジャパン」の活動にボランティア・インターンとして参加。卒業後、NPO法人ビッグイシュー基金のスタッフとして、ホームレス当事者の就業、スポーツ・文化活動の応援を担当。関西での「ダイバーシティカップ」も担当し、NPO法人ダイバーシティサッカー協会の設立に参加、理事に就任。社会福祉士。
竹内 佑一
事務局長。PSIカウンセリング代表としてひきこもり支援に従事。2017年、サッカーを通じた居場所作りに新しい可能性を感じ、全国の若者支援の現場に届けたいと考えて、関西ダイバーシティカップの運営委員に。チーム「ひきマップ」を率いて大阪の「野武士ジャパン」の練習にも参加。多様な背景の人たちでつくる代表チームでのホームレス・ワールドカップ再出場が悲願。協会の事務局長も務める。
写真:横関一浩

長谷川 知広
ダイバーシティサッカー協会の創設者。学生時代にホームレス生活のおじちゃんたちと夜道でおしゃべりしていた延長で、NPO法人ビッグイシュー基金スタッフとして野武士ジャパンのHWCパリ大会出場やソウルでの日韓交流試合を実現。メンバーの継続的な居場所作りのための「日常の晴れ舞台」としてダイバーシティカップを発案。その後、本人は英語もマネジメントもできないが他力本願でホームレス・ワールドカップ・アジア会議を実現。現在はアートプロジェクト「TURN」にて武者修行中。人間には凸凹があって良いと思っている。
蛭間 芳樹
銀行員。NPO法人ビッグイシュー基金理事。2011年ホームレス・ワールドカップ・パリ大会代表「野武士ジャパン」コーチ。雑誌『ビッグイシュー日本版』の販売体験をきっかけに「ホームレス」に対する自分自身の偏見に気づき、東京野武士の練習に参加。著書に『あきらめない力ーホームレスワールドカップ日本代表野武士ジャパンの挑戦』

監事

青木 弘達
「自分らしく生きるためのインフラをつくる」をビジョンに掲げる株式会社リヴァ取締役。2011年よりうつ病の方などの社会復帰支援事業に従事。2010年より、野武士ジャパンの練習で共に汗をかき、ボールを通じて繋がる気持ち、楽しさ、確かに感じる所在感に心を引かれ、協会の活動に参加。競技としてのサッカー・フットサル以上の魅力を、参加しているメンバーと共に模索し、形にしていきたい。
油井 和徳
東京都の通称「山谷地域」でホームレス支援を行う認定NPO山友会副代表。ホームレス支援の活動をとおして、ホームレス問題の背景に社会的孤立の問題があることに気づき、社会的孤立の問題を解決していくためには、多様なきっかけを通してつながりを生み出していくことが必要と考え、ダイバーシティサッカー協会の取り組みに参加する。

アンバサダー

星野 智幸(小説家)
1965年アメリカ・ロサンゼルス市生まれ。1988年早稲田大学卒業。新聞社勤務後、メキシコに留学。1997年「最後の吐息」で文藝賞を受賞しデビュー。2000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞、2003年『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞、2011年『俺俺』で大江健三郎賞、2015年『夜は終わらない』で読売文学賞を受賞。近刊に『だまされ屋さん』。
アンバサダーからのメッセージ

定款

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