開催日時
2021/10/02(土)19:00~20:30
場所
オンライン
詳細
【イベントは終了しました】
「誰もがスポーツを通じて自分らしく生きられる社会」を目指して活動するNPO法人ダイバーシティサッカー協会が、様々なゲストとともに、あるテーマを深堀りし、探り、潜る「サタデー・ナイト・ダイバー」。
今回のテーマは「再会」です。
ダイバーシティサッカー協会の前身団体では、ホームレス・ワールドカップ(以下、HWC)に日本代表チーム「野武士ジャパン」を派遣し、ホームレス状態の人がスポーツを通じて仲間づくりや人生に再チャレンジすることを応援してきました。
ホームレス・ワールドカップ パリ大会から10年。
巣立ちや別れ、再会、様々なことがありました。
今回は、10年ぶりに再会した野武士ジャパンのキャプテンと当時のコーチ、ボランティアを交えて、ホームレス・ワールドカップが一人ひとりにとってどのような時間だったのかを改めて振り返り、ダイバーシティサッカー協会が目指す「誰もがスポーツを通じて自分らしく生きられる社会」の原点を紐解きたいと思います。
ホームレス・ワールドカップがなければ、出会うことのなかった立場の異なる4人のゲストが、当時の想いを語りつくします。
【日時】
10月2日(土)19時~20時半(延長の可能性あり)
【参加費】
無料
※通信機器やネット環境等は、ご自身でご準備ください。
【進行】
・長谷川知広(元HWC日本代表チームコーディネーター、ダイバーシティサッカー協会理事)
・稗田和博(フリーライター)
【登壇者】
①松田良啓(元HWC日本代表キャプテン)
②蛭間芳樹(元HWC日本代表コーチ、ダイバーシティサッカー協会理事)
③北野里実(元HWC日本代表ボランティア)
④竹上沙希子(元HWCフランス現地ボランティア)
【ホームレス・ワールドカップとは?】
ホームレス・ワールドカップは2003年より開催されている、ホームレス状態の人が一生に一度だけ選手として参加できるストリートサッカーの世界大会。ボールさえあれば、どこでもできるサッカーは貧富や年齢、人種に関係なく人をつなぐことができる最高のツールです。日本代表チーム「野武士ジャパン」は、ホームレス・ワールドカップへの出場を目指す過程で、パスポート取得の支援にも力を入れ、多くの人がその後「自立」していきました。
-Homeless World Cup https://homelessworldcup.org/
-野武士ジャパン https://www.nobushijapan.org/
【登壇者プロフィール】
-松田良啓
1962年、石川県生まれ。2011年のホームレス・ワールドカップ パリ大会に野武士ジャパンキャプテンとして49歳で出場。グッドスポーツマン賞を受賞。
-稗田和博
1970年、大阪生まれ。フリーライター。立命館大学経営学部卒業後、業界紙を経て、独立。ライターとして雑誌『ビッグイシュー日本版』の創刊から関わり、著書に『ビッグイシュー 突破する人びと―社会的企業としての挑戦』がある。ホームレス・ワールドカップ パリ大会にライターとして同行、2017年にはオランダ大会、アジア・香港大会を調査した修士論文『「ホームレスワールドカップ」による社会的包摂」を執筆。
-蛭間芳樹
埼玉県宮代町笠原小学校出身。本業はバンカー。ビッグイシュー基金理事、「ホームレス・ワールドカップ」の日本代表チーム「野武士ジャパン」のコーチ、市民農園会長、世界経済フォーラム(ダボス会議)ヤング・グローバル・リーダー2015など活動は公私ともに多岐に渡る。著書に『ホームレス・ワールドカップ日本代表のあきらめない力』(PHP研究所)など。
-長谷川知広
自身がスポーツによって人生が救われたことがあり、NPO法人ビッグイシュー基金スタッフとして野武士ジャパンのHWCパリ大会出場やソウルでの日韓交流試合を実現。メンバーの継続的な居場所作りのための「日常の晴れ舞台」としてダイバーシティカップを実現。現在は、アートプロジェクトの事務局として修業中。
-北野里実
民間企業からNPO法人ビッグイシュー基金へ転職。HWCパリ大会にはボランティアとして参加。基金退職後も野武士ジャパンの裏方ボランティアとして活動を継続。非営利組織を経て、現在は民間企業でボランティア運営事業に携わる。人を応援すること、参加しやすい場を整えることが活力の源。
-竹上沙希子
人生の2/3をフランスで過ごす。社会問題に関心を持ち、HWCパリ大会では日本選手団の通訳サポーターとしてボランティアで参加。当時はパリの日本文化機関に勤務。現在は横浜を拠点に通訳翻訳者として活動。共訳書に『未来を創造する物語-現代のレジスタンス実践ガイド』シリル・ディオン著(新評論)